『時をかける少女』 - o-afuroの日記

アニメ版でも声を充てていた、仲里依紗主演の実写作品。

タイム・リープの制限もあってか、作品の中心は70年代に重きを置かれ、その時に生きる人々との交流を描いている。
当時リアルな世代ではないが、現代に生きているからこそ、何となく知る優しい空気感が心地よい。

それでも後半には、別の時間に存在するが故の葛藤、禁忌に直面し、“時をかけた”少女自身の決断が迫られる。
清々しくも、淡く切ない物語。