『誰が電気自動車を殺したか?』(RENTAL)

90年代アメリカの自動車市場に颯爽と登場した電気自動車。燃費が良く、環境にも優しいと期待されていたが、21世紀を迎えた頃には姿を消してしまう。
当時の政府、自動車業界などの動向を追い、関係者や元オーナーのインタビューを交えて、何故電気自動車が墓場へ行く事になってしまったのか要因を探るドキュメンタリー。
“エコの塊”とも言えるEV1をプッシュさえしていれば、GMは今の惨状にはならなかったのかも…と鑑賞中ふと思ったが、そう簡単にいきそうにない各産業の絡み合う思惑が何とも歯痒かった。



アメリカでは2006年に公開されたものの、日本では劇場未公開のままCMも打たれる事なくひっそりとDVD発売…。日本には日本なりの事情があるようで。


誰が電気自動車を殺したか? [DVD]