夏休みのせいか、来月はアニメやマンガ題材のゲームがやたら出るようだ。
自分はオリジナル作品が好きでもゲームとなると買うのを躊躇してしまう事が多い。
キャラや作品先行で“ゲーム”を作ろうというメーカーの姿勢が何よりも疑問なのだ。
それらの世界観を悪い意味で忠実にデータに起こしただけの代物の多いこと。
そのせいで一体どれだけのゲーマーは泣かされてきたか。
しかしそういった人気アニメやマンガを題材にしたゲームは売れてしまっているのが実状で、
「あ、この程度作ってりゃ売れるのか」と勘違いしたメーカーが乱発しちゃってるんだよねぇ。
『DRAGON BALL Z Sparking!』は一応Spikeが開発を担当しているがそこもアクションゲーム開発の定評があるわけではない。
ちなみに海外製ゲームも大味な操作感覚に馴染めないせいか敬遠しがちだが
『DBZS』も元々海外向けに作られているわけだし、大きな期待をするとまた泣かされるハメになるかも。
原作であるそれらの作品がなぜ人気なのか、
その本質がほとんどのゲームに活かし切れてないのが非常に残念。
しかも元の作品が素晴らしい程、ゲームのデキの悪さが余計に露呈されるという皮肉な結果になってしまう。
受け身のアニメ・マンガが“ゲーム”というプレイヤーありきの能動的マルチメディアになった時点で比重をゲーム側にシフトすべきなのである。
とにかく版権を持ってる会社が「ゲームとして面白くなくても出したら売れる」という考え方を変えなきゃ避けようのない問題なのかもしれない…。
DRAGON BALL Z Sparking! - BANDAI
カウボーイビバップ 追憶の夜曲 - BANDAI
http://www.rakuten.co.jp/nojima-game/407195/621093/
『未来少年コナン』は昔PCエンジン版を中古で買ってプレイしたが、
かなり難易度キツめの横スクロールアクションで参った記憶が。
ま、のび太寄りの声になってしまったコナンボイスが楽しめたけども。(爆)
- 出版社/メーカー: 日本テレネット
- 発売日: 1993/01/14
- メディア: Video Game
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