『ファイヤークラッシュ・灼熱のカタストロフ』

先月の「木曜洋画劇場」にて。DVD未発売。


タイトルからしてアレだけれども、冒頭からの展開がタマラン。


火災救助隊にて森林火災の際、上空から消化剤を散布する飛行機パイロットをしていたジム。しかしある火災での散布で失敗し、山中で消火活動を続けていた隊員らを死なせてしまう。責任を感じたジムはこれを最後に、パイロットの任務を降りる。数か月後、過去の山火事研究をしていた彼の元に、かつての相棒が訪れる。再びパイロットとして働くよう説得しに来たのだ。
ニュースで大規模な森林火災の報道を観て、ジムは嫌々ながらも本部へ向かう事になるが…。


仲間が死んだのは自分の責任だと感じ、一線を退いた主人公が再び復帰…というのはよくある展開。っつうかシェルターと呼ばれていたあのアルミホイル?あんなモノを頭から被っただけで本当に火災に耐えられるのか…。


結果、ジムは復帰後も勝手に動いて成果を上げず、最後の最後で完全に上司の命令を無視し独断専行で行った事が“偶然にも”功を奏す。で、手の平返すように英雄扱いする隊員達。ここは笑い所ですな。
にしてもこのオチの弱さはスゴイ、もしかしたら一番の盛り上がりは最初の隊員らが焼死する所かもしれん。(笑)


最後にまとめるとすれば“これはイイB級ですね”と。