『DOWN-ダウン-』

先週の木曜洋画劇場にて。
高層ビルのエレベーターが暴走し、乗客達を殺していくというB級臭さが何ともソソられる作品。
エレベーターを使ってどれだけのバリエーションで人を殺せるかというのがまず見所。
記者のジェニファー(ナオミ・ワッツ)が取材を進める内に
エレベーター技師のマーク(ジェームズ・マーシャル)と共に暴走の謎を解明していく展開になり、騒動に巻き込まれていく。
おそらく今回だけの吹き替えだろうが、ビデオを観るくだりのセリフで『ザ・リング』を匂わせてるのはクスリときた。
この暴走をテロと勘違いしたアメリカがSWATやら特殊部隊をビルに大量投入し、
そんな中をマークが本丸へ難なく到達できたのは目を瞑るとしよう。(笑)


もっとオカルト的なのを期待していたが、設定としては「あぁね。」というような感じに終わる。
“エレベーター”という身近な存在を題材にする事でパニックホラーものとしては確かに成立しやすい。
そういう狙いがあったか知らないが、これを観た後はエレベーターに乗るのが怖く…は全くならないからご安心を。(爆)


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